「本の雑誌」で『ベヴァリー・クラブ』紹介されてます
やっと、やーっと、なんとか今年度ぶんの作業を終えた。
以前にも同じようなことしたことあるんだけど、体力の落ちを実感。しょーがないじゃん。
そんなわけでもないけど、「本の雑誌」4月号に
ピーター・アントニイ『ベヴァリー・クラブ』(横山啓明訳)が紹介されましたよ。
評者は三橋曉さん。
多重解決の面白さもあるが、思い切った着想の破壊力がなんとも愉快な作品だ。
ありがとうございます。イギリスの本格ミステリらしい雰囲気自体が○○になっていて、
このオフビートな運びもまた、そうしたものに寄与していたのかと思うと、なんだかにやにやが止まらない。
いまやシャーロック・ホームズまでスリル&スピードになっちゃったけど、こういう作品をゆっくり読むのもこたえられない。
- 作者: ピーター・アントニイ,横山啓明,森英俊
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2010/02/10
- メディア: 単行本
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んでね、『ベヴァリー・クラブ』面白かったよーと思ったあなたに紹介したいのが、
マイケル・イネス『霧と雪』(白須清美訳)
- 作者: マイケル・イネス,白須清美
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2008/06/25
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事件に「お呼ばれ」して、あれやこれやとさまざまな「真相」をご開陳。んで最後にほんとうの真相が明らかになるんだけど……。
それから何人かの評論家が書いていたけど「初めてのイネスはこれがいい」。ぼくもそう思う。