2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

島田荘司選 第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞

通称「福ミス」の受賞作発表の記者会見とイヴェントに行ってました。第1回受賞の松本寛大さん『玻璃(はり)の家』。この作品は人の顔を認識できない「相貌失認」という症状を持つ少年が目撃した殺人事件をめぐる物語で、彼と日本人心理学者によっていかに…

『2009本格ミステリ・ベスト10』読者投票

ああっ、もうそんな季節!今年も『2009本格ミステリ・ベスト10』への読者投票 ぜひによろしくお願いします。 んとに今年のランキングはどうなるか見当がつきませんよ。みなさんの力強い投票で(いや別に力を込めなくても大丈夫なんだけど)、順位が大…

世界の「最悪」兵器大全

来月にはこういうのを出してみますよ。キャッチは「科学の粋を集めた創造的失敗コレクション」。 兵器製造者に「もうちょっと早く気づこうよ」って思わずツッコミたくなる兵器のあれやこれやを150。 なかには「火炎ブタ」なんていう可哀相なのもあって、…

いつまでたっても風邪が

若くなくなってくると風邪もなかなか治らない。高熱が出るわけじゃなし胃の調子も悪くはない。だらだらと微熱が続いてとろとろと鼻水が出て目のまわりが痛重い感じがひたすら続くのだ。もう半月近い。ほかの病気も疑って検査もしてみたが特に異常はないし。…

小島正樹『十三回忌』まもなく店頭に

小島正樹さんの初の単著、長編デビュー作の『十三回忌』に島田荘司さんが推薦文を寄せてくださいました。「いま、若武者は解き放たれた!」まさしくそういう勢いと濃度を備えた堂々とした作品になったと思う。 宇津城家当主、恒蔵の妻が不審死を遂げた。しか…