2008-01-01から1年間の記事一覧

来年もよろしくお願いいたします

えー、ども。今年ももうおしまいです。本日は仕事納めなんだけど、風邪を引いて遅れてしまった作業のために、一部のゲラとデータを自宅送りにしたよ。いいけどさ。えと、今年は思うところあってあんまり新刊の読書感想などを書き込まなかったんだけど、どう…

第2回 世界バカミス☆アワード!

以下の文言はmixiの鳥飼さんの日記からのまるまる無許可コピー。 いやー今年もやるんですねアワード。しかもゲストに鳥飼さんに日暮さん。 あ、僕の出席は義務だな、と思いましたよ。 すばらしい。バカミス・トリックには偏愛すべきものも多くて、 あれやこ…

チェ・ゲバラとクリスマス

やっべ、インフルエンザかっ、と ものすごくびびっていたのだが、症状も治まってきてひと安心のぼくの体。 その間にもいろいろ忘年会とか入っていて、こっそり風邪をみんなにうつしまくっていたんだけど、 なんか、あれだね、酒が入っているあいだは風邪は治…

お詫びとお知らせです

すみません、『2009本格ミステリ・ベスト10』ですが、集計にミスがありまして、 計算をし直した結果、順位に一部変動が生じました。http://www.geocities.co.jp/tanteishosetu_kenkyukai/best10_new.htm#01すみませんでした。 来年度以降、さらにチェ…

「このミス」「文春ベスト10」ランクイン!

12月に入っていまあはぜんぜんミステリじゃないお仕事でばたばたしてますが、年末ベスト本が出揃ってきましたよ。三津田信三『山魔の如き嗤うもの』「ミステリが読みたい!2009年版」第2位 「2009本格ミステリ・ベスト10」第1位 「このミステ…

『2009本格ミステリ・ベスト10』発売!

今日くらいからぼちぼち書店に並び始めているようだ。本格ミステリベスト10 2009作者: 探偵小説研究会出版社/メーカー: 原書房発売日: 2008/12/02メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 16回この商品を含むブログ (31件) を見る山口雅也、鳥飼否宇インタヴュ…

第2位!『山魔の如き嗤うもの』

『ミステリが読みたい!2009年版』(早川書房)で、三津田信三『山魔の如き嗤うもの』が第2位!山魔の如き嗤うもの (ミステリー・リーグ)作者: 三津田信三,村田修出版社/メーカー: 原書房発売日: 2008/04/21メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 97回こ…

bk1で原書房フェア!

知らなかったのだが。通り一遍等な歴史じゃ満足がいかないという方は、原書房の黒い歴史書がオススメ! アンダーグランドな歴史から、「へぇ」の歴史まで、盛りだくさんなラインナップです。 http://www.bk1.jp/contents/booklist/0811_harashobouというわけ…

『不潔の歴史』の書評が読売新聞

こないだの日曜日の読売新聞に、 『図説 不潔の歴史』の書評が出ました。こういうのが出ると、んとに嬉しい。 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20081110bk05.htmしっかし衛生観念てずいぶん違うもんだな、と改めて思う。全身アブラででかてかに磨き上…

『本格ミステリ・ベスト10』ランキングは?

もうすでに全ての集計が終わって入稿作業中という『2009本格ミステリ・ベスト10』。いったいどんなランキングになったのか、みなさん気になるところでしょうけれど、もうちっとお待ちください。12月頭あたりに刊行目指して昼も寝ないで働いてますか…

『2009本格ミステリ・ベスト10』投票

なんか三連休があけてめっきり気温が下がったような気がするのはこれから待ちかまえているお仕事のせいなのかな? と思ってしまった僕ですが、 先日も告知しました『2009本格ミステリ・ベスト10』の投票はあさって6日24時で締めきりです。 まだまだ…

島田荘司選 第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞

通称「福ミス」の受賞作発表の記者会見とイヴェントに行ってました。第1回受賞の松本寛大さん『玻璃(はり)の家』。この作品は人の顔を認識できない「相貌失認」という症状を持つ少年が目撃した殺人事件をめぐる物語で、彼と日本人心理学者によっていかに…

『2009本格ミステリ・ベスト10』読者投票

ああっ、もうそんな季節!今年も『2009本格ミステリ・ベスト10』への読者投票 ぜひによろしくお願いします。 んとに今年のランキングはどうなるか見当がつきませんよ。みなさんの力強い投票で(いや別に力を込めなくても大丈夫なんだけど)、順位が大…

世界の「最悪」兵器大全

来月にはこういうのを出してみますよ。キャッチは「科学の粋を集めた創造的失敗コレクション」。 兵器製造者に「もうちょっと早く気づこうよ」って思わずツッコミたくなる兵器のあれやこれやを150。 なかには「火炎ブタ」なんていう可哀相なのもあって、…

いつまでたっても風邪が

若くなくなってくると風邪もなかなか治らない。高熱が出るわけじゃなし胃の調子も悪くはない。だらだらと微熱が続いてとろとろと鼻水が出て目のまわりが痛重い感じがひたすら続くのだ。もう半月近い。ほかの病気も疑って検査もしてみたが特に異常はないし。…

小島正樹『十三回忌』まもなく店頭に

小島正樹さんの初の単著、長編デビュー作の『十三回忌』に島田荘司さんが推薦文を寄せてくださいました。「いま、若武者は解き放たれた!」まさしくそういう勢いと濃度を備えた堂々とした作品になったと思う。 宇津城家当主、恒蔵の妻が不審死を遂げた。しか…

グラディス・ミッチェル『踊るドルイド』もうすぐ!

ヴィンテージ・ミステリの新刊は「イギリス黄金時代最後の作家」ともいわれる奇才、グラディス・ミッチェル。 『踊るドルイド』(原題もThe Dancing Druids)は物語ののっけからやってくれる。 道に迷った若者が見知らぬ男が運転する車に乗せられ、なぜか「…

10月の新刊はど真ん中の高速スライダー

いろんな意味ですごく期待している。 小島正樹『十三回忌』。 約800枚の豪快な堂々たる本格推理小説だ。 数年前に南雲堂から『天に還る舟』を島田荘司さんと共著で刊行してるけど、 今回が単著で実質的なデビュー作。 ある素封家一族で起こった連続殺人の…

意外な近所でホタルの鑑賞

自宅から車で15分も走ればけっこう田園風景が広がっていたりする。 もともとはクワガタとかカブトムシの採集でたらたら走っていたんだけど。 「あれ? いま、田んぼの真ん中らへんが光ったよ」 あたりは街灯もない一面の田んぼ。 車を止めてライトも消して…

ミステリマガジンで「霧と雪」

今月刊の「ミステリマガジン」で杉江松恋さんがマイケル・イネス『霧と雪』を取りあげてくださった。 「今月の目玉というべき」『霧と雪』は 純然たる謎解きものだ。しかも幾重にも趣向が凝らされているものだから、読みながら随喜の涙を流しそうになります…

暑い夏、厚い夏、すげー新人

熱い。いや、誤字じゃないんだ。厚い、でもいい。 笠井潔さんの新刊『青銅の悲劇 瀕死の王』をいただきました。青銅の悲劇 瀕死の王作者: 笠井潔出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/07/25メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 30回この商品を含むブログ (3…

今月の新刊は二階堂黎人&門前典之

そういうわけでもうすぐ梅雨も明けそうな。 今月はミステリー・リーグから2冊。まず二階堂黎人『鬼蟻村マジック』(おにありむらマジック)。鬼蟻村マジック (ミステリー・リーグ)作者: 二階堂黎人出版社/メーカー: 原書房発売日: 2008/07/23メディア: ハー…

月イチじゃいけないじゃん!

あっという間に夏至を越え、半年が過ぎようとし、そんななか、忙しさのピークを迎えているオレですこんにちは。 こつこつこつこつ仕事をして、今月も無事出せました。霧と雪 (ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ)作者: マイケル・イネス,白須清美出版社/メー…

『山魔』と『「最悪」の仕事』が書評!

こないだは実はものすごく楽しみにしていた健保主催の「潮干狩り大会」が雨で中止に。 おかげでいろんなとこに買い物に振り回される羽目になったのだが、まあそこはそれ。絶好調のシリーズ最新刊 三津田信三『山魔の如き嗤うもの』が「ミステリマガジン」7…

「決戦」の世界史

けっこうな時間をかけてやっとここまで来ましたよ。Battles that Changed History ヴィジュアル版「決戦」の世界史 歴史を動かした50の戦いジェフリー・リーガン著 森本哲郎 監修はじめての「決戦通史」! サラミスの海戦から十字軍、無敵艦隊、ワーテルロ…

三津田作品でおなじみ、村田修さんのサイト

GWも天気予報が微妙にずれちゃったためになんだか消化不良で、まあ今年はちょっとお客さんを招くくらいで仕事しなきゃならんかったし、まあいいさ。で、前にもコメントをもらったりしてました三津田さんのシリーズでイラストを描いてもらってる村田修さん…

『芝浜謎噺』の「ミステリマガジン」書評

というわけでごぶさたです。先週は広島県福山市へ「島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」の関係などで出張。珍しい経験などもしたのでこれは後日また。出たばっかの「ミステリマガジン」6月号に『芝浜謎噺』の書評が出ました。おなじみ、西上心…

愛川晶『芝浜謎噺』

昨年の『道具屋殺人事件』に続いて出ますよ「神田紅梅亭寄席物帳」第二弾!笑って泣いて驚いて、 「答え」は落語が知っている。 大好評の本格落語ミステリー!河原に埋まったしゃれこうべ、楽屋で消えた宝石も、高座の上からすべて解決! 「これで、文句ぁね…

三津田信三『山魔の如き嗤うもの』

ご無沙汰してますお待たせしました。 三津田信三さんの期待の新刊『山魔(やまんま)の如き嗤うもの』は、早いところでは18日くらいから並び始めますよ。 今回の村田修さんのイラストも素晴らしく、店頭でもけっこう目立つんじゃないかと。ね。今回は『首…

ハリー・ポッター大事典Ⅱ

えー、ごぶさたです。この一ヶ月、思えばいろんなことがありましたさー。そんなわけでお知らせです。 まずは『ハリー・ポッター大事典?』ですが、来月半ばくらいから書店に並び始めますよ。ハリー・ポッター大事典II ~1巻から7巻までを読むために~作者: 寺島…