シャーロック・ホームズがいっぱい!
というわけで、映画「シャーロックホームズ」の公開を勝手に記念して、原書房で刊行してきた「ホームズもの」のおさらいをね、すこし。
新しいものからいこうかな。
『シャーロック・ホームズの大冒険』(上下)はなかば伝説と化していたマンモスブック・シリーズを2冊本にして邦訳したもの。
レギュラーともいえるE・D・ホックはもちろん、スティーヴン・バクスターといった重鎮までが顔を揃えています。
- 作者: エドワード D.ホック他,日暮雅通
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2009/07/25
- メディア: 単行本
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- 作者: スティーヴン・バクスター他,日暮雅通
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2009/12/24
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それからこれは新装版でタイトルも変更して去年出し直した傑作マイケル・ハードウィック『シャーロック・ホームズ わが人生と犯罪』(旧題『シャーロック・ホームズの謎』)。これは原書房のホームズ本の中で唯一担当が違うのね。だからタイトルを変えて出し直したわけじゃないよ。
- 作者: マイケル・ハードウィック,日暮雅通,北原尚彦
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2009/07/25
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ケン・グリーンウッド『シャーロック・ホームズの失われた事件簿』はあのアンソニー・バウチャーのラジオドラマをノベライズしたちょっと変わり種なんだけど、けっこうスタイルとしては正統派。
- 作者: ケングリーンウォルド,Ken Greenwald,日暮雅通
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2004/11
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ここからはおなじみ(日本シャーロック・ホームズ大賞を受賞したりもした)グリーンバーグ、レレンバーグ、スタシャワーが編んだ人気シリーズ。
『シャーロック・ホームズ ワトスンの災厄』
- 作者: アンペリー,Anne Perry,日暮雅通
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2003/10/01
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『シャーロック・ホームズ ベイカー街の殺人』
- 作者: エドワード・D.ホック,Edward D. Hock,日暮雅通
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2002/12
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シャーロック・ホームズ四人目の賢者―クリスマスの依頼人〈2〉
- 作者: ピーターラヴゼイ,ジョン・L.レレンバーグ,Peter Lovesey,Jon L. Lellenberg,日暮雅通
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 1999/11/01
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『シャーロック・ホームズ クリスマスの依頼人』
- 作者: レジナルドヒル,E.D.ホック,ジョンレレンバーグ,Reginald Hill,Jon L. Lellenberg,E.D. Hoch,日暮雅通
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 1998/11/01
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と続いてきた。んで忘れちゃいけないのが事典とガイドだよね。
『シャーロック・ホームズ百科事典』は聖典に出てくるあれやこれやの事項ばかりじゃなくて、映画やドラマ、パスティーシュにも多くのページを割いているエンターテインメント色のある事典。読んでるだけでも面白い。ちなみにこの作品も日本シャーロック・ホームズ大賞を受賞しているのさ。
- 作者: マシュー・E.バンソン,Matthew E. Bunson,日暮雅通
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 1997/10
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それからガイドは『ミステリ・ハンドブック シャーロック・ホームズ』といって、全作品の解説から当時のロンドンの様子や風俗までをわかりやすく紹介している。地図も付いてるし、「ロンドンってわかりづらい」という人にもおすすめ!
- 作者: ディックライリー,パムマカリスター,Dick Riley,Pam McAllister,日暮雅通
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2000/02
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でおまけ。上の「ミステリ・ハンドブック」には姉妹編があるのよ。『ミステリ・ハンドブック アガサ・クリスティ』。こちらもクリスティ作品のガイド&世界紹介。ポワロものの映画の話も楽しいエンターテインメントになってますよ。
ってあれ? アクセス集中でamazonリンクができないじゃん。
じゃこれはリンク復活したら張り込みということで。
うーん、こうしてみるとなかなか壮観だね。訳者が全部日暮雅通さんというのも統一感が出ていいし。
もちろんまだまだ続けるつもり。