今日は第9回本格ミステリ大賞の公開選考会

第9回「本格ミステリ大賞」の候補作は以下の通り。

【小説部門】候補作(タイトル50音順)

『完全恋愛』牧薩次(マガジンハウス)
裁判員法廷』芦辺拓文藝春秋
造花の蜜連城三紀彦角川春樹事務所)
『ペガサスと一角獣薬局』柄刀一(光文社)
『山魔の如き嗤うもの』三津田信三原書房

【評論・研究部門】候補作(タイトル50音順)

幻影城の時代 完全版』本多正一編(講談社
『探偵小説のクリティカル・ターン』限界小説研究会編(南雲堂)
『「謎」の解像度』円堂都司昭(光文社)
本格ミステリ・フラッシュバック千街晶之ほか(東京創元社
『密室入門!』有栖川有栖×安井俊夫(メディアファクトリー


今年も原書房からは三津田作品がノミネートなわけだが、この公開選考会というのはかなりドキドキだ。
会員による投票によって大賞が決まるんだけど、誰がどれに投票したかをひとつひとつ読み上げていくわけ。
これが棒グラフに反映されてじわりじわりと積み上げられていく。悶絶の時間だ。

大賞が決まるととりあえず「お疲れさん」ということで大挙して近くの居酒屋に出向くんだけど、いや喉乾いているからね、ビールがうまいのなんの。

というわけで今は祈るのみだよ。