講談社ノベルスの新刊がいっぺんに来た

原書房からも本を出している著者の新刊が講談社ノベルスからまとめて出たので。
いつもありがとうございます。

柄刀一『奇蹟審問官アーサー 死蝶天国』
ひっさびさのアーサー・クレメンスもの。「奇蹟に対峙し、真理に迫る。」
このシリーズの第1作は実は原書房から刊行した『サタンの僧院』なんですね。

鳥飼否宇『人事系シンジケート T−REX失踪』
新シリーズですね、これは。って話は少し鳥飼さんから聞いていたんだけれどね。おもちゃ会社の「人事部」が、
普通の社員には解決できない特殊事案を担当する、という。あの『官能的』の鳥飼さんですからね、なにをやってくれるのか、楽しみです。

三津田信三『密室の如き籠るもの』
刀城言耶シリーズの初の作品集。「独りでに動く家」とか「隙間が見せる悪夢」とかオビに文字が漂ってるよ。
もちろん各タイトルも「Aの如きBもの」で統一されている。村田修さんの装画も「こっくりさん」イメージが秀逸。