原書房版『凶鳥の如き忌むもの』

今月は三津田信三『凶鳥の如き忌むもの』。既刊の作品の改稿にシリーズ書き下ろし短編「天魔の如き跳ぶもの」を付して単行本にしましたよ。
もちろん装画はシリーズ通しての村田修さん。

断崖の祭壇
巫女は虚空へ
羽ばたく──

瀬戸内に残る鳥坏島の秘儀、断崖絶壁の拝殿で行われる鳥人の儀。
その儀式のさなかに巫女が消え失せてしまう。
「大鳥様の奇跡」が、刀城言耶を震撼させる──

いっやあ今回も良い味になりましたよ。発売は今月下旬予定。今月は講談社ノベルスから初のシリーズ短編集『密室の如き籠るもの』も出るし、この秋には原書房からシリーズ書き下ろし第5長編が刊行の予定だし、ほんとに目が離せない!