福ミスの三日間

先週の金曜日から日曜にかけて、「島田荘司選 第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」授賞式とぱーりぃに行ってました。
三日間ともちょっと寒かったけど良い天気でよかった。
こちらも第1回ということで不安もあったけど、ほんとうに素敵な会になりましたよ。授賞式にはゲストに綾辻行人さん、柄刀一さん、光原百合さん。
受賞者二人(松本寛大さんと水生大海さん)は緊張のしっぱなしだっかもしれないけど、式はなごやかに楽しく進みました。時間帯もね、東京のぱーりぃと違って夕方16時からで、軽食とノンアルコールでお祝い。窓からは陽も漏れて、こういう会はなかなかないです。

綾辻さんや柄刀さんは福山にそのままお泊まりで、そのあとの懇親会(こっちはがぽり酒が出る)もお付き合いいただいた。翌日の鞆の浦散策までずっと。
これが受賞者のお二人にはほんとうに良かったと思う。ベテランの作家さんからゆっくりと話を聞く機会なんてなかなかないですからね。ものすごく刺激を受けたんじゃないかな。福ミスならではの「特典」と言えるかも知れない。来年も、再来年もこういうスタイルを続けていったら、きっと新人輩出の「ミステリー道場」のようになっていくんだろう。画期的な試みかもしれない。

それにしても、福山市役所、文学館の実行委員の皆さんの頑張りには打たれました。慣れない形式のイベントに右往左往したのかも知れないけど、前向きな感じがとても良かったし、ぼくら担当編集者もそれに上手くのせられながらついていったようなものだし、ただただ頭が下がります。お疲れさまでございました。第2回も頑張っていきましょー。

福ミスの公式サイトはhttp://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/bungakukan/koumori/
授賞式の様子とかもアップされているのでのぞいてみてね。