第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞授賞式

あさっては待ちに待った授賞式。ぼくらは明日から福山入り。
受賞作はもう書店に並んでる松本寛大さんの『玻璃の家』(はりのいえ)。

玻璃の家

玻璃の家

第1回の授賞に相応しい傑作だと思う。ぼくが読んだのが去年の夏の選考会の時で、それからかなり手を入れアイディアも書き加えたそうだから、これは相当に楽しみだよ。事件の唯一の目撃者が相貌失認の少年、というのがまた魅力的で、探偵役の日本人(あ、舞台はアメリカね)もなかなか面白く書かれている。どうか手にとってくださいな。んで第2回、第3回とどんどん高レベルの作品が集まりますように。

福山、桜の具合はどうかな?
鞆の浦散策も楽しみ。