グラディス・ミッチェル『踊るドルイド』もうすぐ!
ヴィンテージ・ミステリの新刊は「イギリス黄金時代最後の作家」ともいわれる奇才、グラディス・ミッチェル。
『踊るドルイド』(原題もThe Dancing Druids)は物語ののっけからやってくれる。
道に迷った若者が見知らぬ男が運転する車に乗せられ、なぜか「遅かったな」と言われ、そして「重病人」を運び出す手伝いをさせられる。「重病人」を病院へ連れて行くらしいのだが、身じろぎひとつしない「重病人」は死んでいるように感じられた。若者はタイミングを見計らって逃げ出し、やがてあるパブにたどりつく。パブの主が不思議そうに言った。
「よお、若いの、豚でも殺してきたのか?」
若者は血だらけだった。
という魅力的な書き出しで、やがてミセス・ブラッドリー&ローラが調査に乗り出すのだ。
ブラッドリーもさることながら、秘書のローラが魅力たっぷりアクティヴに描かれていて楽しい。
来週半ばくらいから書店に並び始める予定。ぜひよろしく!
自宅にVISTAのマシンを新しく入れた。思ったほどややこしくなかったけど(わけわかんない機能はとりあえず無視したので)、XPに入れてたソフトの多くが対応できなくていちいちサイトからダウンロードしなくてはならずセッティングに時間はかかったよ。ま、一太郎だけは2007にアップしてたからOK。一太郎がないと仕事にならないからね。んでXPのマシンからざくざくプログラムを落としていってネットも切ってグラフィック専門にすることにした。
新しいパソコンはやっぱ気分がいいよ。サクサク動くし。
それから新刊いろいろ頂戴しております。つぎにまとめて紹介させていただきもす。