暑い夏、厚い夏、すげー新人

熱い。いや、誤字じゃないんだ。厚い、でもいい。
笠井潔さんの新刊『青銅の悲劇 瀕死の王』をいただきました。

青銅の悲劇  瀕死の王

青銅の悲劇 瀕死の王

造本も素晴らしい。タイトル文字をカットするって方向も面白いな。もう真似は出来んが。
これをやっと、明日から読み始めることができるのさ。

それから折原一さんの『クラスルーム』。ありがとうございます。

クラスルーム (ミステリーYA!)

クラスルーム (ミステリーYA!)

お、『ルームメイト』とルーム繋がりだ。でも繋がっているのはもちろん『タイムカプセル』。

それから柄刀一さんの『黄昏たゆたい美術館』。シリーズ好調ですね、ありがとうございます。

黄昏たゆたい美術館

黄昏たゆたい美術館

しかし、柄刀さん、恐ろしく器用というかとにかく調べあげるというか考え抜くというか、ほんとうに豪腕。

来週はね、すこし休みを取る予定だからまとめて読めるかも知れない。このところちょっとね、読書がなかなか進められなくて(ちなみに今日読んだのが戸梶圭太『さくらインテリーズ』。いや、だって、夏だから)。「福ミス」の二次審査とかで読むものがあったり、この秋刊行予定の、もっのすごく期待している「新人」のずば抜け長編ど本格推理小説のチェックをしていて、ね。「やられた感」もこの数年のうちのベストクラスといってもいいのでは? ってあんま今から書きすぎてしまうとアレなんだけど、ちょっと我慢できなくて。