ハリー・ポッター大事典

3月に『ハリー・ポッター大事典2』を刊行しようと、いまばたばたしてる(タイトルの2は実際はローマ数字だけど、化けちゃうからとりあえずね)。
この本は2005年に刊行された『ハリー・ポッター大事典』の続編、にはあたるんだけど、

ハリー・ポッター大事典 1巻から6巻までを読むために

ハリー・ポッター大事典 1巻から6巻までを読むために

今回は邦訳された1巻から6巻までがベースになっているからほとんど全編書き下ろしなくらいで新たな項目ももちろん増えてるし、これから邦訳される第7巻も原書ベースで用語解説がしてあるしで、ほんとうにこれ1冊がものすごく役に立つ。
「あ、この人たしか前の巻でなにかやらかしてなかったっけ?」
「えっ、スネイプ先生……どうして?」
のような疑問や忘却は、ぜんぶこの1冊でフォロウしてしまおう。
ページ数も大幅増で800頁くらいになりそうだ。
amazonとかもふくめて詳細はまた改めてね。

ミステリー・リーグは新年度一発目に

三津田信三『山魔の如き嗤うもの』
愛川晶『芝浜謎噺』

をなんとかどかーんと出したい。『山魔』は『首無の如き祟るもの』に比べてホラー要素が増し、物語のバランスというか奥行きというか、ミステリとしての落ちも含めてぎゅっと堪能できる作品になってるし、『芝浜』はほんとにまいりました泣けましたよゲラが滲んで読めないよ、という物語。どちらももう少ししたら改めて詳細を。