年度末へ向けて馬力

気分は年度末。
パトリック・クェンティン『グリンドルの悪夢』
ジェイムズ・ハーパー『十字軍の遠征と宗教戦争

この2冊を2月に刊行するためにこつこつと作業中。
それから三津田さんの書き下ろし『山魔の如き嗤うもの』のチェックをすすめ、ミステリ作家Mさんの原稿を読み続け、おなじくAさんの中編を手にとって、……なんだか春からいっぱいいっぱいな感じだ。

そんな気分転換と、ときどきはやっとかなきゃならん家族サービスも含めて、行ってきましたよ今シーズン初スキー(でも日帰り)。
かたしなスキー場はほんとうにその名の通り「スキー場」で、ボーダーがいないのよ。だから比較的若い人は少なくてファミリーと年配層が中心のような静かなスキー場。なにが静かって、BGMがないのさ! ちゅーちゅーとれいんとかすげ声の高いぼーかるとかを一日中ただ大きいだけのスピーカーで流し続けているどこかとは大違い。
レストランだって空いている。コーヒーだって並ばない。日曜日の駐車場だっていうのにゲレンデ直近に置けちゃったよ。
……ってもしかして人気がないのでは? そういう不安がないではないが。
まあ、いいじゃん。すべてのゲレンデを(けっこう広いよ)ストレスなく滑る快感に勝るものなしだ。