『首無の如き祟るもの』が最終候補作に!

本格ミステリ大賞本格ミステリ作家クラブ主催)の最終候補作に
三津田信三『首無の如き祟るもの』が入ったよ!

首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ)

首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ)

去年は『厭魅の如き憑くもの』が候補の残らずなんとなくアレだったのだが、よかったよかった。
これから5月に投票があってそこで大賞受賞作が決まることになる。すこしドキドキするが楽しみだ。
原書房ではこれまでにも
芦辺拓『グラン・ギニョール城』
グラン・ギニョール城 (ミステリー・リーグ)

グラン・ギニョール城 (ミステリー・リーグ)

斉藤肇『たったひとつの』
たったひとつの浦川氏の事件簿 (ミステリー・リーグ)

たったひとつの浦川氏の事件簿 (ミステリー・リーグ)

西澤保彦『聯愁殺』
聯愁殺 (ミステリー・リーグ)

聯愁殺 (ミステリー・リーグ)

で最終候補に残ったんだけど、大賞まではたどり着けず、もちろん候補に残ることが名誉なんだけど、せっかくなんだからという気持ちは強いよね。
今回も期待して待ちます。その頃には『山魔の如き嗤うもの』がすでに出てるはずだし。

さて、鳥飼否宇『官能的』だが、「どんだけバカミス」「バカミス加減に脱帽」といったありがたい言葉をいただく毎日だ。ウホッ

官能的――四つの狂気 (ミステリー・リーグ)

官能的――四つの狂気 (ミステリー・リーグ)

今週末から来週にかけては
パトリック・クェンティン『グリンドルの悪夢』が書店に並んでくる予定。田舎の村のお医者さんの「ぼく」が語り手で、不可解で不気味な連続殺人事件かかわっていくことに。「ぼく」が語り手、ってことは……いわゆるあんなことやこんなこと? うーん、どうでしょう。

グリンドルの悪夢 (ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ)

グリンドルの悪夢 (ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ)

■いただきもの
島田荘司『Classical Fantasy Within 第二話 怪力光線銃』

Classical Fantasy Within 第二話 怪力光線砲 (講談社BOX)

Classical Fantasy Within 第二話 怪力光線砲 (講談社BOX)

柄刀一『消滅島 RPGマーダー』ありがとうございます。『怪力光線銃』は大河ノベル第2弾で最初のを正月明けに読んだものだから「もう次の巻?」とちょっと驚いた。お母さんどうなっちゃうんだろうと今から期待。柄刀さんの『消滅島』はおなじみ龍之介シリーズ。前代未聞の消失トリック!とあるし物理トリックといえば柄刀さんというくらいだから、これも心して読まねば。