『首無』が「文春」ミステリーで6位!

本日発売の「週刊文春」といえば、
「文春図書館 全国のミステリー通、書店員が選ぶ 2007ミステリーベスト10」
いわゆる「文春ベスト10」です。

『首無の如き祟るもの』が第6位!
いやー、ついに文春までランクインですよありがとうございます。コメントをみると、あっ。
「──首無死体・双子等のギミックに加え、あの装丁」(ジュンク堂書店大阪本店)
そう!『厭魅』もそうなんだけど、村田修さんのイラストがこのシリーズに独特の味わいを与えているような気がしている。誰も生きていないような、読者を誘い込むような絵柄。次(『山魔の如き嗤うもの』)はいったいどんな方向で……。

昨日は恒例のミステリ忘年会で、今年も盛り上がった……あ、杉江さんにおしゃくするの忘れた。

それにしても今年の年末ランキング本を概観するに、いわゆる「本格」作品が頑張ったよね。有栖川さんの『女王国の城』や柄刀さんの『密室キングダム』、近藤さんの『サクリファイス』などなど。
来年もこの勢いで面白い作品がたくさん出ますように。