『アトラス 世界航空戦史』がもうすぐ!

今年も早いもので、もうあと11カ月と半月たらず。
いきなり馬車馬のように働いてる感じのする今年なんだが。

今年まず1発目の本は

『アトラス 世界航空戦史』(スワンストン著、石津朋之・千々和泰明監訳)

いやー、けっこう手こずりましたね正月早々。でも地図の表現とかCGの使い方とかがとても分かりやすく、
「ここをこう飛んでいったんだ」とか戦況が手に取るようにわかる。山越えの奇襲とか、レーダー網とか。
航空戦にまとをしぼった戦争アトラスってまだなかったんじゃないかな。
来月早々には書店に並ぶ予定なので、まずは手にとってぱらぱらめくってみてくださいな。


それから後を追うように出すのが

『図説 世界「珍発明」大全』(ワトキンズ著、柴田譲治訳)


これはシリーズの『図説 世界の「最悪」クルマ大全』など以上に腹抱えます。
原稿読みながら図版をチラ見で爆笑。
たとえば「空気ブラ」。
ストローみたいなのがついていて、そこから空気を送り込んでふくらましてグラマーという逸品で、
証拠写真ではおっさんが不気味な笑顔のモデルさんのブラをふくらませまくっている。
キャプションも素敵だ。
「口をすぼめて息を吹き込む。できれば人目は避けて」


ミステリも頑張ってますよ。いまは
愛川晶さんの「本格落語」シリーズ第4弾
■福ミス受賞作二作

といったところですね。
今年の福ミス受賞作、ほんとにすごいと思うんだ。