『ベスト10』の表紙だよ!

というわけで『2011本格ミステリ・ベスト10』の表紙デザインが上がってきた。

これを見るとだいたい今年度版の内容もわかるね。デザインは毎年お願いしている松木美紀さん。
今年度版は海外オールベストがごそっと増ページなんだけど、なんと850円の定価据え置き。
もちろん「このミスより高いじゃん」て声のあることは分かってるんだけど、
これでもけっこうギリな値段設定なんですごめんなさい。


いちおう刊行日は土日があるんで12/6にしますたけど、
都市部の早いところではもしかしたら12/3午後に入るかもしんないです。
ぜひみなさまよろしくお願い申し上げます。買ってください。


ところで仕事がらみもあって映画『ヒトラー最後の12日間』を遅ればせながら観た。
面白い……っていうとなんか語弊がありそうだけど、この密度、久しぶりに2時間あまりを集中してものすごい疲労感(もちろん良い意味でね)。
ユーゲントの三つ編みの女の子がヘルメットを被ってベルリン市街戦に挑み、赤軍に抗しきれなくなって自害するところ、ゲッベルスの妻が6人の子どもたちを毒殺するところ、ヒトラーの最後の晩餐……いろいろ考えさせられてちびちびワインを飲むどころじゃなかったよ。
もう一度観ようと思う。
来年3月に第三帝国関連の本を出す予定なので。


それはそうと、ハーマイオニーは髪切らないほうがよかったなオレ。