島田荘司選 第2回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作決定

そんなわけで「島田荘司選 第2回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」の受賞作が決まり、
行ってきました福山。島田荘司さんと各社担当編集者とともに23日午後の記者会見。
午前中に受賞者の糸冬了(より・とおる)さんと顔合、市長さんたちと昼食をとって会見に。
会見では島田荘司さんが「10年にひとつの傑作!」と頼もしく言い切った。

受賞作は『伽羅の橋』(きゃらのはし)。終戦間際の大阪で起こった不可思議で壮大な謎を、現代から糸を撚り直し紡いで「考えもつかなかった大きな真実」として解き明かす物語。僕が読んで頭に浮かんだ作品は『摩天楼の怪人』とか『ひらけ!勝鬨橋』。どこそこが似ている、というのではなくて、なんか頭に浮かびましたね。ほんとにおめでとうございます。来年3月の刊行が楽しみです。

詳細はこちら。http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/bungakukan/fukumys/