「最悪」シリーズまた出しちゃった
いやいやいや。ちょっと気を抜くと思いっきり更新が飛ぶね。それがわかっただけでも良かったね俺。
とはいえこつこつと仕事は続けてましたよ。
最近できたばっかのは
図説 世界の「最悪」航空機大全
- 作者: ジム・ウィンチェスター,松崎豊一監訳
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2009/02/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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そうなんですよ『図説 世界の「最悪」兵器大全』の姉妹編なんですよ。
今回は航空機に的を絞ってあるんだけど、あの独特のユルさは健在で、「膝くらいの高さまでしか上がらなかった円盤形航空機」とか「たんに戦車に羽をくっつけただけじゃん」とか「ごくふつうの自動車に羽が生えている」とか「まず飛べるかどうか、落ち着いて考えてみようよ」的なあれこれが150種。ぱらぱらめくるだけでも楽しいですよ。
ミステリ関連はいまちょと水面下な感じだけど、この春(4月から6月くらいね)には
三津田信三『凶鳥の如き忌むもの』(シリーズ書き下ろし短編を付した特装版)
獅子宮敏彦『神国崩壊』(創元推理短編賞受賞作を含む連作ミステリ)
といったあたりから始まると思う。書き下ろしアンソロジーもその前後に刊行できればいいな。
それから
図説 纏足の歴史
というのを出しますです。これは文字通り、「纏足」について歴史や文化風俗にいたるあらゆる事を図版や写真とともに網羅した一冊。ありえないほど小さな靴におさまった大人の足や指が折れ曲がって変型した裸足とかもあって驚きの連続だよ。どうしたって痛いし苦しいし。
もともと身分の高い女子から始まったそうだし、そうなると中世ヨーロッパのコルセットみたいなお腹ぎゅうぎゅうとも似ている。最大の違いは纏足が清朝以降度重なる禁止令が発せられたにもかかわらずごく最近まで(もしかしたら地方では今でも)風習として残っていたことだろう。なんとね。