文春書評『首無の如き祟るもの』
今日発売の「週刊文春」で『首無の如き祟るもの』が書評にとりあげられた。評者は千街晶之さん。
(犯人が被害者の首を切る)動機づけは、ミステリー史上に残るものだろう。新刊でありながら既に古典の風格を具えた傑作
あは。ありがとうございます千街さん。千街さんは去年の『厭魅の如き憑くもの』も高く評価してくださっていて、おそらくそれは作品の持つホラー要素も加味してのことだと思っていたから、『首無』の評価はどんなもんかなとけっこう気になってましたよ。ほっとした。
- 作者: 三津田信三
- 出版社/メーカー: 原書房
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ところで読書はふたたびノワールな新堂冬樹さんの『ろくでなし』。
こういうのを読んでいると後ろ向き指向に拍車がかかっちゃうんだけど、作中世界の底辺にに自分を落とし込んでみるのも悪くない。街を歩くとこそこそするしね(笑)。