図説 中国 食の文化誌

3月に刊行した『図説 中国 食の文化誌』の書評が昨日の日本経済新聞に載った。評者は井波律子。

図説 中国 食の文化誌

図説 中国 食の文化誌

「考古学と文献学の絶妙のコンビネーションによって生まれた『中国食文化百科全書』といってよかろう」とか、
「新鮮な発見や意表をつく見解が満載されている」と、そして「まことに説得力がある」。
こんな評され方をされるともう言うことはないですよ。
この本も編集作業中に(いつものように)ばたばたがあったりして苦労も多くて年度末ギリギリの3月に出たもんだでいっそうの愛着もあって、「やれば出来る子なんです」と言ってまわる親のような気持ちにもなって、こういう書評ですべてが報われるというんじゃないけれど、いやあ、なんか嬉しいねと、訳者とこっそり喜び合いたい気持ち。