第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作決まる!

というわけで、先週後半は島田荘司さんと各社担当編集のみなさんと一緒に、福山へ行ってきました。
待ちに待った第3回福ミス受賞作の発表!
詳細はこちらね。
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/bungakukan/koumori/list.php?bst_rec=226

これはこれから何度も書くと思うけど、今回はほんとうに高レベルでびっくりしてました。
どの作品も面白くて、第二次審査がむちゃくちゃ楽しかったさ。
第3回は原書房が刊行担当なのではじめは「どうか一つ、良い作品がありますように」と社長と一緒に祈る気持ちだったのが、うそのよう。
来年の5月初旬に受賞作2作同時刊行ってよく考えたらけっこう大変ではあるんだけど、
それ以上に良い作品を手がけられる喜びが断然勝っている。
ほんとうにありがとうございました。


で、もう第4回が始まってるからね。来年の5月締切ですよ。
こちらもお待ちしてます!


さて、福山といったら広島だから夜になったら当然のように飲むわけなんだけど(って決めてるだけだが)、今年はそういう話題もあって盛り上がり、さすがにちょっと酔っぱらったよ珍しく。まいっかたまにはね。
福山は魚も美味しくて、今回はシャコの刺身をはじめて食べてみた。甘みととろみがあってとてもおいしい。


島田荘司とミステリー映画の夜という洒落たイベントもあった。オードリー・ヘプバーンの『シャレード』を市内の映画館で上映、映画をテーマにしたトークショーをおこなうというもの。
シャレード』は伏線とかはともかく、表になったり裏になったりのひっくり返しが軽やかで楽しく、古い映画だったけど、いつ観てもいいね。
トークショー島田荘司さんが挙げていたタイトルは『マッチスティック・メン』『プレステージ』『交渉人』とかだったかな。あと『セブン』とか『SAW』にも言及する予定だったのかな。


んで翌日は福山大学の学祭での講演。「福山大学にミステリー研究会を!」と呼びかけてましたよ。ほんとうにミス研ができて福ミスといろんな意味でリンクしていくと「福山ミステリー文化」が成長していきそうな気がします。尾道大にはミス研があるから横のつながりにもなるしね。こちらも期待してます。