島田荘司展と講演会

この連休は広島県福山市で開かれた「島田荘司展」と「島田荘司講演会」に行っていた。テーマは「ミステリーとは、限りなく脳の小説である」。
双方ともいま絶賛募集中の「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」の事前イヴェントの役割がある。
まえにも書いたけどこの賞の詳細はこちら。
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/bungakukan/fukumys/

他社の担当者たちとも一緒に「島田荘司展」や

講演会に同行してきた。

展覧会はこれが2回目で(1回目は『季刊島田荘司04』で特集したよん)、今回は各版元担当編集者がそれぞれ「島田荘司の横顔」的なエッセイを寄せていたり、外国語版を紹介したり、『斜め屋敷』や『名車交遊録』の模型(これがまた精細で驚きだった)を展示したりと、前回以上にパワーアップしていた。かくいうわたくしも、「ピンクのウサギと井の頭公園」という一文を写真付きで寄せている。はっきりいってお笑いネタである。
ほかの編集者が「はじめて会った時の緊張感」とか「自信作」とか「朱字の思い出」といった真っ当なエッセイを記しているのに比べてその落差たるや。
まあ、ちょっとウケたからいいんだけど(笑)。